造り酒屋の発砲日本酒とは?

    軒先に提げてある杉玉が目印となります。杉玉とはスギの葉を集めてボール状にした造形物のことです。日本酒の造り酒屋などの軒先に緑の杉玉を吊すことで、新酒が出来たことを知らせる役割を果たしています。「搾りを始めました」という意味でもあります。
    吊るされたばかりの杉玉はまだ蒼々としているが、やがて時間が経ち、枯れて茶色がかってきます。この色の変化がまた人々に、新酒の熟成の具合を物語っているのではないでしょうか。今日では、酒屋の看板のように受け取られがちでありますが、元々は酒の神様に感謝を捧げるものであったと言われているようです。

    また、造り酒屋と単なる酒屋との定義の境界線が明確にあるわけではありません。一般に酒屋は、土倉として金融業や、荷送りなどの流通業、通信業などさまざまな業種を扱う総合的な豪商で、都市の中心にしっかりとした店舗をかまえ、手代や丁稚などの店員のほか、用心棒なども養っていた大所帯である概念が強くあるのだそうです。
    そして造り酒屋は、純粋に酒を造りそれを売っていた所という概念で、規模も必ずしも大きくなく、ときには蔵人が一人で営んでいて、場所も都市の中だけでなく農村部や山間部にも多かった。 かなりさびれた街道沿いにも造り酒屋が点在していた様子が、昔の紀行文などからうかがえるのだそうです。なんとなく想像は出来ます。

最近人気の発砲日本酒

    そこで、造り酒屋の発砲日本酒とは一体どのようなものなのでしょうか。日本酒とは、米を発酵させて作る醸造酒で、日本の伝統的な酒の一つです。日本の酒税法上では清酒、日本では、一般には単に酒またはお酒、僧侶の隠語で般若湯、現代では俗にポン酒と呼ばれることもあります。
    発砲酒とは、日本の酒税法で定義されている酒類の一つで、日本の酒税法では、ビールと発泡酒は区別されており、例えば定められた副原料以外を用いた場合はビールとは認められずに発泡酒になる…とのことです。二つ合わさっているのが、発泡日本酒…?でしょうか…?

    発泡日本酒とは、近年注目されてきた発泡性のある、すなわち炭酸ガスを含んでいる日本酒のことだそうです。発泡清酒とも呼ばれているのだとか…。また「活性」と表示された場合、それが発泡を意味している場合も多いそうです。おりによってにごっているものが多く、発泡にごり酒や活性にごり酒といった呼び名もあるそうです。
    ということは、造り酒屋さんで丁寧に造られた発泡日本酒、ということになりそうです。丁寧に作られたというだけでも美味しそうですが、これから夏になり炭酸の含まれているものは涼しく美味しく感じる時期ですね。